沖縄に関するコラム

美意識が高いなら知るべき!美容に良い沖縄の食べ物【野菜・果物】

「最近、シミが増えてきた……。」「シワ、くすみが気になる……。」「顔のたるみで老けて見られる……。」女性であればいつまでも若々しく綺麗でいるために、チアシードやアサイーといったスーパーフードには目がないですよね。

ご存知でしょうか?実は沖縄県産の野菜や果物も、メジャーなスーパーフードに負けないくらい超スーパーパワーを持っているので、あなたの美のサポートとなってくれること間違いなし!

ですから沖縄に来た際は、ぜひ沖縄原産の「新鮮」な野菜や果物を食べてみてください。きっと沖縄の野菜や果物から、スーパーパワーを実感することができるでしょう。

沖縄のイメージは海だけじゃない!美と健康の宝庫

沖縄といえば青い海をイメージする方が多いですが、実は美と健康の宝庫でもあるのです!

ウリ科野菜の定番であるキュウリは、皮が薄いのが特徴的です。それに対して、同じウリ科で沖縄産のゴーヤーは皮が非常に厚いです。その理由は、強い日差しや紫外線から自身を守っているからだと言われています。

また沖縄産の野菜や果物は、紫外線に負けないように育っているので、抗酸化力を持つ栄養素が豊富に含まれています。

さらに、沖縄は海で囲まれているので土壌にミネラルが多く含まれています。そのため、野菜や果物もミネラルが豊富になるのです。

アンチエイジングにぴったりの野菜【4選】

ゴーヤー(にがうり)

期待できる効果→シミ・そばかす対策、肌荒れ・ニキビ予防、むくみ防止、便秘解消、肌の老化防止、血行促進、活性酸素の除去など

含まれている成分→ビタミンC、ビタミンE、カリウム、鉄分、βカロテン、食物繊維、葉酸など

ゴーヤーは、100g当たり17kcalと低カロリーなのに、レモンの3倍、トマトやキュウリの約5倍もビタミンが多い優れものなのです。ビタミンCに関しては、ゴーヤー100gでなんと一日の目標摂取量の約3/4も摂取することができます。

ゴーヤーに多く含まれているビタミンCは、熱に強く壊れにくいです。普通の野菜であれば、水に浸して洗ったり炒めたりすると栄養素が抜けてしまうのですが、ゴーヤーは炒めても揚げてもビタミン類が壊れにくい野菜です。

ただし、長時間炒めすぎると普通の野菜と同じくビタミン類が壊れてしまうので、調理する際には長時間炒めすぎないようにしてくださいね。

私が小学生から高校生の頃は、夏場に家庭でよくゴーヤーチャンプルー(ゴーヤーの炒め物)が出ていたのですが、夏バテをしたことがほとんどありません。まさにゴーヤーパワーです。

青パパイヤ

期待できる効果→コラーゲンの生成、ニキビ・シミ・シワ・くすみ防止、体臭予防、ダイエット、便秘解消など

含まれている成分→酵素、ビタミンC、β‐クリプトキサンチン、カルパイン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維など

パパイヤは、赤ワインの約7.5倍のポリフェノールが含まれているほど抗酸化作用が強く、肌荒れの予防になります。皮膚の治療など多くの医療薬品や健康食品にも使用されています。青パパイヤは抗酸化成分が黒にんにくの約100倍含まれています。(鹿児島大学の石畑名誉教授分析報告より)

また、タンパク質、脂肪分、糖分の三大要素を分解する酵素がパパイヤには含まれているのでダイエットにも最適という、これまたスーパー野菜です。さらにパパイヤに含まれるパパインという酵素は、古い角質だけを取り除いてくれる作用があります。

パパイヤは消化酵素が最も多い植物であるため「酵素の王様」と呼ばれ、有名所の酵素ドリンクに配合されていることが多いです。

島らっきょう

期待できる効果→むくみ防止、脂肪燃焼、便秘解消など

含まれている成分→カリウム、硫化アリル、食物繊維、フルクタン、ナイアシンなど

島らっきょうは独特の臭いがあるのですが、その臭いを放つ「硫化アリル」という成分が、血中の脂肪を減らす働きをします。島らっきょうにはカリウムも含まれているので、むくみ防止にもなります。

また、水溶性食物繊維がゴボウの3~4倍含まれており、便秘解消につながります。ただし食べ過ぎると下痢になるので、目安は一日4粒が良いとされています。

ハンダマ

期待できる効果→シミ・シワ予防、不眠の解消、貧血予防など

含まれている成分→ポリフェノール、γ-アミノ酪酸(GAVA)、βカロテン、鉄分、カルシウム、食物繊維、ビタミンB2など

ハンダマの紫の部分にはポリフェノールが多く含まれており、他の野菜に比べて抗酸化作用が強く、シミ・シワ予防に良いとされています。

また、ハンダマに含まれる「γ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノラクサン)」という成分が自律神経をリラックスさせ、不眠の解消へとつながります。女性にとって睡眠はお肌に与える影響が大きいので、不眠症の方はハンダマを食べてグッスリ眠れると良いですね。

ちなみに沖縄では昔から「血の薬、不老長寿の薬」と呼ばれています。また、ハンダマは石川県では「金時草(キンジソウ)」、熊本県では「水前寺菜(スイゼンジナ)」という名前で知られています。

ハンダマは加熱するとヌメリが出てくるのが特徴です。生のまま、お好みのドレッシングをかけてサラダとして食べることもできます。野菜の選び方としては色が鮮やかなものを選ぶと良いですよ。

肌に良い成分が多く含まれる果物【4選】

パイナップル

期待できる効果→シミ・シワ予防、くすみ・乾燥の緩和、老化防止、便秘解消、ダイエットなど

含まれている成分→酵素、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維、AHAなど

沖縄では一年を通して食べられる果物です。パイナップルに含まれる成分はシミの原因となるメラニンを抑える働きがあるので、肌の美白につながります。

パイナップルに含まれる成分における研究で、保湿力も上がり、皮膚の乾燥を防ぎシワの修復になるという結果もあります。また、シミの古い角質を除去して肌細胞を再生する働きがあるので、若返りの効果が期待できます。

パイナップルの果糖が気になる方も多くいると思うのですが、100g当たり51kcalとヘルシーな果物です。パイナップルは食物繊維がとても豊富なので、太る原因となる血糖の上昇を抑えることができると言われています。

パイナップルは水分を吸収してお腹の中で膨らむので、満腹感を感じ食べ過ぎを抑えることができます。そのため、一時期パイナップルダイエットが流行ったのかもしれませんね。

また、パイナップルに含まれるブロメリンという酵素が消化を促進するので、便秘解消にもなります。ただし、60度以上の熱でパイナップルに含まれる美容成分が失われてしまうので、調理をする際には注意が必要です。

冷凍したパイナップルは酵素が失われることがないのですが、熱して解凍すると酵素が失われることがあるので、解凍する際は自然解凍にして下さい。また、缶詰のパイナップルはすでに加熱処理がされているので、酵素が失われていることが多いです。

パイナップルの美容成分を摂取したい時は、生のパイナップルを食べるようにして下さいね。パイナップルは食べるだけではなく、パイナップルとハチミツを混ぜてピーリングをしたり、パイナップルと海塩を混ぜてスクラブをすることもできる、まさにスーパー果実です。

アセロラ

期待できる効果→美肌効果、抗酸化作用、ストレスの緩和、むくみ防止など

含まれている成分→ビタミンC、ポリフェノール、カリウム、葉酸など

美肌を作るためにはビタミンCが不可欠ですよね。アセロラは、沖縄の強い紫外線から自身を守るために大量のビタミンが合成されています。なんと、1cm大の果実の中にレモンの約34倍のビタミンCが含まれています。

アセロラはイチゴやキウイと比べてもビタミン含有率がダントツに多いので、「ビタミンCの王様」と呼ばれています。大量に含まれるビタミンCがメラニンを抑え、シミを体の中から撃退してくれます。

また、アセロラに含まれるポリフェノールが体内細胞のサビを食い止め、いつまでも若々しい体にしてくれます。さらにアセロラに含まれるカリウムは体の中の水分を調整し、むくみ防止の働きをしてくれます。

多くの女性はダイエットに目がありません。もしかしたらあなたも、今ダイエットをされているかもしれませんね。ダイエットをしている間は、食事制限などでビタミンやミネラルが不足しがちになりやすいです。

ビタミンが不足するとストレスが溜まり、食べ過ぎやダイエットの断念につながりかねません。アセロラを摂取することで不足しがちなビタミンCが補給される上に、しっかりとストレスホルモンが抑えられるので、ダイエットの大きなサポートとなってくれます。

ちなみにアセロラは暖かい地域でよく育つため、日本ではほとんど沖縄のみで栽培されています。さまざまな美容効果が期待できるアセロラですが、傷みが早く生で食べられる機会がなかなか無いのがネックです。

アセロラの栄養成分は、ジュースやサプリメントで摂取するのが主となっています。沖縄に来たときには、ぜひ新鮮な生のアセロラを食べてほしいです。

シークヮーサー

期待できる効果→ニキビ予防、メラニンの除去、シミ・シワ予防、肌の老化防止など

含まれている成分→ノビレチン、タンゲレチン、ビタミンC、ヘスペリジン、クエン酸など

「国産のスーパーフード」として注目を集めているシークヮーサー。ボケ防止や骨粗鬆症、生活習慣病の予防など健康効果が満載の、沖縄原産の野生ミカンです。近年、美容にも大きな影響を与えてくれることが明らかになっています。

果実に含まれる成分が特有で、他の柑橘類にはあまり含まれていない美肌成分の「ノビレチン」や「タンゲレチン」が約2~12倍多く合成されています。シークヮーサーの皮の部分にはなんと他の柑橘類の400倍のノビレチンが含まれていて、ダントツの含有量を誇っています。

またビタミンCは壊れやすい成分なのですが、シークヮーサーにはビタミンCの破壊を抑える「ヘスペリジン」という成分も入っていて、ビタミンンCが薄れることなく摂取できます。

沖縄では昔から、魚料理の薬味で使われたり、泡盛(お酒)の中に果汁を入れて飲まれてきました。

パッションフルーツ

期待できる効果→老化防止、貧血予防、不眠解消など

含まれている成分→β-カロテン、葉酸、カリウムなど

パッションフルーツは、フルーツの中で「β-カロテン」含有率がトップクラスの果物です。パッションフルーツに含まれるβ-カロテンが体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を正常に保ち、美肌にしてくれます。

種の部分にもポリフェノールの一種である「ピセアタンノール」が多く含まれており、アンチエイジングにぴったりの果物として人気があります。

また、パッションフルーツには出産を控えている女性にとって必要不可欠な「葉酸」が多く含まれています。葉酸は胎児の体を正常に育てるために必要な成分で、厚生労働省が「妊娠初期の女性は葉酸を沢山とりましょう」という推奨をしました。

妊娠初期の女性は、葉酸を通常の1.7倍摂取したほうが良いと言われています。美容だけではなく、胎児の成長にまで関わっている葉酸。パッションフルーツを食べてママのお肌は綺麗に、子どもは元気に育てましょう。

他にも、パッションフルーツの香りにはリラックス効果が期待できるとされ、不眠解消にも良いです。

※上記にある沖縄の野菜や果物の「成分」や「期待できる美容効果」は、政府機関や公的な機関の情報がもとになっています。

まとめ

沖縄の食べ物にはビタミンCが多く含まれており、抗酸化作用の働きが強く、とても美容に良いものが多いです。ですから、いつまでも若々しく綺麗でいるために普段の食事に沖縄の食材を取り入れてみてください。

そして、沖縄に旅行に来た際には、新鮮な野菜や果物をぜひ召しあがってください。さらに、ご家族やお友達へのお土産として、沖縄原産の野菜や果物をプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。

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